ありがとうメッセージ

子どもと家族の緊急支援助成を受けた3団体のありがとうメッセージ(NEW)

 第2回「子どもと家族の緊急支援」は令和2年7月から9月末まで実施されました。助成を受けた団体から届いた「ありがとうメッセージ」を紹介します。
 
 『母と子の生命をつなぐオーバージーン』(新潟市東区)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて苦境に置かれている家庭の子どもたちや保護者に安心できる居場所と食事を提供したいと思い活動しました。活動が継続できるのはご支援のおかげです。

オーバージーンの食事提供活動

 『新潟市母子福祉連合会』(新潟市中央区)

 ひとり親家庭の困窮に拍車がかかっている状況で、助成を受けて初めてお弁当配食支援ができました。今後もひとり親家庭が孤立しないよう、現状を把握しながら支援していきたいと思います。

新潟市母子連の弁当配食支援

 『子どもみらい食堂』(長岡市)

 皆様からの寄付をいただき、安心安全なお弁当をより多くの方々に提供することができました。また、学習に遅れを感じ、困っている子どもたちへの学習支援や、悩みを抱える保護者との話し合いなどの支援もできました。

子どもみらい食堂の弁当提供

2021年02月02日

新潟いのちの電話後援会下越支部「心の悩みを聞かせて欲しい」

 『いのちの電話』は、精神的危機に直面し、助けを求めている人と電話で対話することで、その危機を克服してほしいとの願いから生まれたボランティア組織です。当下越支部は、その活動を支援する後援会の支部として10年前に発足しました。
 支部活動の中で、特に中学生向けの活動を模索しておりましたが、「いのちの電話カード」を下越地区の全中学生に毎年配布したいと考え、その製作費としてご寄付を募りました。このカードは中学生が常に生徒手帳に挟んで携帯できるようなデザインとし、相談電話を記載したものになっています。たくさんのご寄付をありがとうございました。

贈呈式の様子(阿賀野市)

2020年07月02日

NPOかも小町「にこっとあなたの笑顔がみたいから」

 NPOかも小町は”にこっとあなたの笑顔がみたいから”を活動のモットーに障がいが有る無しに関わらず、参加される方々が笑顔で過ごせるようにとスタッフ一同工夫を凝らし、楽しめる居場所「しゃべり場かも小町家」を多世代交流の場として、住宅街の一軒家で運営してまいりました。
 お陰様で、一番人気は高齢者の気軽な居場所と自宅のような雰囲気が魅力で、年々利用者が増えてまいりました。手狭になったことから活動の幅を広げ、より多くの人との交流ができるように、この度、拠点を商店街の一角に移し多様なニーズに対応できる居場所「こまち2号店」をオープンいたしました。
 この原動力になったのは県共同募金会の「にいがた新テーマ型募金」の助成金とたくさんの方々のご寄付とご支援が、後押ししてくださったお陰と深く感謝しております。ありがとうございました。
 「こまち2号店」はスーパーマーケットの跡地をお借りし、広い空間を最大限活用し、30席の集客を利用しての「健康講座」「フラワーアレンジメント教室」「クラフト手芸」「パソコン教室」「ハンドセラピー」「介護家族の集い」等々気軽に参加できる事業を拡大し、町の活性化を盛り込んでいきたいと思っております。
 買い物ついでに立ち寄っていただき、気軽に困りごと相談などしていただくなど、「笑顔をつなぐ」「元気をつなぐ」「安心をつなぐ」「いのちをつなぐ」をテーマに、これからも地域活動に邁進いたします。
 今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

健康講座の様子

2020年05月11日

フォルトネット「家族会からの学び・気づき・繋がりからの展開」

 フォルトネットの主な活動は、定期開催の講話会、ピアサポーター学習会、就労体験、相談業務、ひきこもり当事者の居場所作り等です。
 「経験者同士だからこそ共有して分かち合い、できることがあるはずである」と思いながら活動をしています。教えてくれるのは、当事者であり、家族です。
 家族会と当事者が繋がり、中心市街地の袋小路に当事者の居場所「ねころんだ」を開所し、試行錯誤しながらの毎日です。第二のひきこもり場所にならないようにボランティアやランチ会、プチ仕事を組み込んでいます。
 今日までの活動は、家族会からの学び・気づき・繋がりから展開しています。自分達が必要だと思うことを実行し、伝え続けてきたことに対して他業種の人達が支えてくれたから、フォルトネットは続けられているのだと思います。
 今年で3年目の実施となる「にいがた・新テーマ型募金」には、たくさんの方からご寄付をいただき心より感謝しています。皆さんに支えていただきながら、これからも自分たち流でゆっくりと活動していきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。

ピアサポーター学習会の様子

2020年03月03日

教員サポートSmileういんず「教員の不在サポート事業」

 ~先生のゆとりは子どもの笑顔を広げる~という信念のもと、教職員OBで立ち上げたのが、「教員サポートSmileういんず」です。
 教職員OBが学校現場に出向き、多忙を極める学校現場で様々なサポートを実施しながら、担任や担当を支援し、子どもの教育環境を充実させる取り組みを行っています。特に「不在サポート」では、出張や年休などで数日間担任や支援員の不在が続くとき、また何人も不在が重なったときに支援に入っています。また、情緒が不安定になるなど個別支援が必要な子どもにも対応しています。
 平成30年度は67校に支援に入りました。急な状況変化や様々な場面に教職員OBの経験や専門性できめ細やかに対応していると、現場からは高い評価をいただいています。
 昨年度は、たくさんの皆様からご寄付をいただきありがとうございました。今後も、先生方や子どもたちの笑顔が広がっていくことを願いながら、地道に活動を進めてまいります。
 今年度も皆様のご協力をお願いいたします。

          複式学級での支援

2020年02月06日

NPO法人Azたいむ「『自立援助ホームたいむ』とは」

 私たちの活動は、児童相談所の一時保護所や家庭裁判所などから辿り着く15歳から20歳の青少年が暮らす「普通の家」の運営です。担当者が24時間交代で常駐し、生活支援や就労支援をします。定員は6名。10年目の今も新潟県内で唯一の自立援助ホームです。これまでに巣立った青少年は19名。ホームからアパートに自立してからも食事や相談に来たりして、実家のような利用が展開されています。活動を継続していくには、アフターフォローのためのマンパワーや資金が必要です。現在、設立時から使用してきた老朽家屋を何とか建て替えて、これからの活動が安心して続けていけるように準備を進めています。
 誰にでも疲れ果てたときに、気兼ねなく休息できる居場所づくりや困りごとを相談できる相手が必要です。この度、たくさんの方々から寄せられた御厚意は、青少年が孤立することなく、社会で前向きに生き抜いていくために必要な支援に使わせていただきます。ありがとうございました。

ホームの様子

2019年09月13日